> 原発耐性評価「ほぼ適切」 IAEA調査、改善点勧告も 

原子力発電所の再稼働の前提となるストレステスト(耐性評価)の審査方法を確かめるため、政府の依頼で来日していた国際原子力機関(IAEA)の調査団は31日、テストはおおむね適切としつつ、具体的な改善を求める勧告7点を盛り込んだ報告書をまとめた。同日午前、経済産業省原子力安全・保安院を訪ね、報告書の概要版を手渡した。
報告書によると、ストレステストの内容は「IAEAの安全基準と整合している」とし、国際基準に沿って安全性が確認されているとの立場を示した。一方、ストレステストの「実施や審査において何を期待するのかを明確に」し、「期待する水準を設定する」など、7点について改善を勧告した。国はテストでどの程度の安全の余裕度があればいいかの基準を示していない。
現在国が審査しているストレステストの「1次評価」のほか、遅れている「2次評価」について「適切な時期までに」完了することなど4点を助言した。